とある愛香家の日記

香水に対する偏愛ばかりを書き連ねております

LIMETTE37(LE LABO)

シティエクスクルーシブラインのサンフランシスコ限定品です。

f:id:Heleninthegarden:20180313110248p:image

「リメット37はルラボが位置するフィルモアストリートからベイまでの、丘のアップダウンのある道のりを真似たような、抽象的で嗅覚の構造を探求する街をさします」(公式より)

f:id:Heleninthegarden:20180313110257p:image

サンフランシスコは坂の多い街なのだそうです。


始まりはベルガモット。ジューシーというよりは、木から果実をもいだ時に感じられるような、ふんわりとした香り。溢れる優しさに包まれます。やがて、花びらのやわらかさまで感じ取れるようなジャスミンへと移ろい、クローブが温かみを出します。ラストはベチバー、トンカビーンとムスク、とのことですが、私の肌の上ではミドルの印象があまり変わらないままフェードアウトして行きました。
「嗅覚的ローラーコースター」と公式では謳われていますが、何回か使ってみて、あまり大きな変化は感じませんでした。つける人によるのかもしれません。私の場合、持続時間はかなり短めで、スッと消えていきます。香り立ちも大変淡いです。

 

カラリとした明るい空をイメージさせるというよりは、非常に穏やかで、優しいフレグランスだと思います。