タムダオ(ディプティック)
オードパルファムのサンプル使用です。
やっぱりデザインが素敵です。森の中を象が歩いています。
トンキン(ベトナム北部の地域)の山々をイメージした香り。聖木として有名なゴア サンダルウッドに捧げるオマージュ。
香料はローズウッド、サイプレス、アンバーグリス、ゴア サンダルウッド。
端的に言うと…森林浴の香り?かも。森の中で深呼吸している感じ。気持ちがいい。ウッディ系のメンズフレグランスによくある重厚感がないので女性も身につけられると思います。ディプティックの香水はみんなユニセックスなんですよね(間違っていたらすみません)。
私はウッディ系が超〜〜〜〜苦手なのですが、これは好きだと感じます。多分、重すぎず清々しい香りだからです。
私の場合、香水を探すときには自分が何を苦手とするかを頭に置いて選ぶようにしています。バニラ、ローズ、ウッディ、パウダリー、瓜系、マリン、アクア系が苦手なことが多いです。特にローズは女性向けフレグランスに入っていることがとても多いので、かなり選択肢が限られてきてしまいます。残念。
とは言え例外も多々あり、お店の人と相談しながら「これは大丈夫ではないか」というものはトライしたりしています。
苦手だと感じていた分野で素敵なものに出会うと、嬉しくなります。清々しい森の空気を吸いたい!という時に使いたい香りです(山に行けというツッコミは受け付けます)。
オーデュエル(ディプティック)
オードトワレのサンプル使用です。
写真はサンプルですが、ディプティックはボトルの絵も素敵なのです。
とはいえ、私はフランキンセンスがどんな匂いかわからないので、「バニラとスパイスの香りだ〜」とだけ感じます。
冒険好きなバニラがスパイスロードへと旅する。東洋と西洋が出会う場所へ…というコンセプトとのこと。スパイシーオリエンタル、という分類になるのでしょうか。
バニラと言えば甘い香りのイメージがありますが、これは辛口バニラ。スパイスと相まって、甘さのないバニラが香ります。バニラが苦手な人(例:私)もトライできるかもしれません。
トップは結構スッキリした香りです。それがだんだん、丸みを帯びてきます。
とても面白く個性的な香り。遊び心に溢れています。甘くないので、どの季節にも合いそうです。
レザー&アルテミシア(ジョーマローンロンドン)
イギリスのフレグランスメーカー、ジョーマローンロンドン。
春の限定品で、英国チャールストンの芸術家達をテーマにしたブルームスベリーセットのうちのひとつです。
左側ですね↓
レザー&アルテミシアは、アブサン(ヨモギ)やアルテミシア(ニガヨモギ)、レザーの香りです。トップはとてもすっきりしていて、そこからハーバルな香りが出てきて、最後には滑らかなやわらかい香りになります。「革表紙の本がたくさん並ぶ図書室の香り」とのことで、そのキャッチコピーに惹かれました。
レザーの香り、というのは「なめし皮のような香り」ということで、あくまでイメージ(実際に革が原料に使われているわけではない)だそうです。
リラックス、というよりは少し襟を正した感じの香り。私は少しきちんとしたい、背筋を伸ばしたい時につけます。ジョーマローンロンドンの香りはどれも控えめなので、あまり香りすぎないのがとても良いです。ワンプッシュだと自分にもあまり香らないかも?ぐらいです。香害になることほど怖いものはないので…
香水は好きなんですが、私の場合、外に向かって個性を表現したいとかではなく、自分が心地よい香りの中にいたいだけなんです。だから正直、自分だけに香って欲しい〜と思っています。そのため、香りが強めのブランドには苦手意識があったりします。
ジョーマローンロンドンは1994年に誕生したブランド。その特徴のひとつはフレグランスの重ね付けができること。普通フレグランスはひとつで完成されているものなので、重ね付けはしないのです。重ね付けができるという特徴のためか、わりとシンプルな香りが多い気がします。
写真右側の柑橘系のライム バジル&マンダリンと合わせると、スタイリッシュさが出てきて、香りの奥深さ、複雑さが増して好きです。
はじめまして
はじめまして、Helenです。大好きなものたちについて書いていこうと思います。よろしくお願いします。