とある愛香家の日記

香水に対する偏愛ばかりを書き連ねております

アラビ(セルジュ・ルタンス)

セルジュ・ルタンスは2018年3月20日にボトルと価格を改定、さらに10種類もの香水を廃盤にすることが発表されました。
このアラビも廃盤になります。

夢の国アラビア。太陽、豊饒、神秘。
熟した果実、スパイス、木々は常に太陽に照らされ、
次第に乾いて甘く豊かな香りを放ち始める。
降りそそぐ日の恵みによってまとめ上げられた香りは、
肌の上で刻々と姿を変え、あらゆる表情をみせる。

(公式サイトより)

香料:シダー、マンダリンオレンジの皮のコンフィ、乾燥いちじく、ナツメヤシ、ムスク

 

アラビアをイメージした香りとのことですが、つけた瞬間に浮かんだイメージは「台湾」。

台湾には4度ほど行きましたが、特に台北を歩いている時に、ふと鼻をかすめるスパイスの匂い。何だろう?とずっと疑問なのですが、おそらくは八角なのではないかと睨んでいます。

この香りを「カレー」と形容する人もいるようですが、私にとってはインドではなく台湾。街を歩いていてスパイスの匂いに出会うと、ああまた台湾に来ることができた、と実感して嬉しくなります。

 

トップは例えて言うならば漢方薬。その後、クリーミーなドライフルーツの香りへと変わります。そこからクリーミーさは薄れ、落ち着きながらのラストノート。

 

ああ、また台湾行きたいな。旧正月前の迪化街(台北で人々が新年の食材を揃える場所)とか行ってみたい。台湾人の友人曰く今年の旧正月は2月15日とのこと、お祭りムードの台湾を歩いてみたいものです。

 

全然アラビア関係なくてすみません。中東に行ったことがなく、一番身近な「海外スパイス体験」がただ台湾だっただけ、ということでこんな連想になったのだと思います…。

台湾好きの方にも、すみません。一緒に阿宗麺線食べに行きましょう。

阿宗麺線[アゾンミェンシェン] | 台湾グルメ・レストラン-台北ナビ

※別に阿宗麺線からはアラビの匂いはしません