とある愛香家の日記

香水に対する偏愛ばかりを書き連ねております

イリスオム(パルファン サトリ)

日本のフレグランスメゾン、パルファン サトリ。

イリスオムは男性向けのイリスの香水として作られましたが、シェアフレグランスという形になっており、女性がつけてもいいみたいです。実際、購入しているのは男女半々とのこと。

香り方がパーソナルで強く香り過ぎず、周囲への自己主張というよりは「自分が心地良くいられるように」…というものがパルファン サトリには多い気がします。

 

http://parfum-satori.com/jp/collection/irishomme.html

 

トップ:レモン、カルダモン、オレンジフラワー

ミドル:イリス、バイオレット、ジャスミン

ラスト:アンバー、サンダルウッド、ライトムスク

 

最初はシトラスから始まります。カルダモンが入っているためか、意外とスパイシー。それがわりとすぐにイリス(ニオイアヤメ)の香りに変わります。この独特の香りが癖になります。それから最後まで、イリスはずっと優しく香り続けます。

 
イリスは根茎から取れる香料で、根の成育に時間がかかることもあり、収穫までに7年の歳月を要するそうです。
 
確かに、花というよりは、根っこの匂い。アーシーな香りです。
清潔感と包容力のある香り。男性から香ってきたらたまらなく惹かれてしまいそうです。